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ハイイロノイタミ
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作詞 蘇季 |
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歩き疲れて眠った
木漏れ日の中
聴こえる鳥のざわめきが
心地よくて目を閉じた。
聴こえる聞こえる
何ノ音?
疑え戦え
何の為に?
壊しては元に戻して
元に戻しては
割れていく。
堰き止めていた感情の波が
僕の痛みを
掻き消した。
「正解なんて無い」
そんなの必要ないから。
「ここはどこ?」
その前に重要な事忘れてる。
心配掛けない様にしていた行動が
逆に心配をかけてしまいました。
困らせるつもりはなかったのに
言葉の意味も知らないまま
声にして
また 闇の底に沈めた
期待することをやめた
その後の虚しさが「悲しみ」を連れてくるから
考えることをやめた
考えたところで 行動に移せない事を
自分の中で知ってるから。
誰もいない 海の底に
光を見つけた
それだけで 十分だから。
きっとその為に生きてきたのだから
そう思えば
痛みはどこかに消えた
雨に流されて 風に掻き消された中で
ここに居る。
それは ―確かな記憶。―
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