|
|
|
pray
|
作詞 蘇季 |
|
ざわめきだす人の声に
怯えながら 過ごす日々
砕けては朽ちる お話の続きを
誰が知る?
人の笑い声が耳障りで
手で塞いで 聴こえない様に
何一つ聞こえず過ごせるのなら
ここに立ち止まる 必要はないのに
鳴り響く 鐘の音に
ふらつきながらも 近付く
別れの日は 音もなく近付く
私はどこへ 向かえというのでしょう…。
何処となく聞こえ始める
旋律を 口にして
塞いだ手を解きましょう
これ以上 怯える 必要はない。
ふと笑って見上げる 星空の許
明日が消えたとしても
何度も 思い出すよ
どんなに悲しい
真実を知りながらも
終わりなく続く争いの果てに
悲しみは消えはしない。
涙が涸れるまで 泣き叫んで
空が 黒く染まりゆく
何事もない日々が懐かしく
眠りに就くある日の事
君の声だけが 響き始める
また今日の訪れを聞く
新たなる幕開けに
目を塞いだある日の事
目が見えず 支えるモノは無く
ただ 崩れることだけが
願いと残し 朽ち果てる
愛しささえ 哀しくて
言葉にすることを躊躇った
明日はもう来ないと知ってたのに
また今日の幕が開ける。
手を翳した 窓辺に一人
世界の始まり・終わりを望んでいた
誰の声か 姿なのかは
分からないけれど
懐かしくって 涙した。
偽りだらけの日常に
終わりは来るのかと 問い詰める
幾千の星降る この世界に
悲しみだけがとどまるとしても
忘れない 忘れぬように
記憶に焼き付けた。
たくさんの 祈りの中で
生きていくのも 大変で。
何一つもなく 今日が終わるのなら
その分だけの 明日を生きよう。
最期の願いが届くまで
叶うまで 私は
ここに居る。
|
|
|