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雲にきえた 光一つ
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作詞 蘇季 |
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目の前にあった 風景を描き続けて
どれぐらいの時間が経ったのか なんて
気付きはしないんだ。
いつの間にか時間は刻まれるから
あたりが暗くなっても
色彩以外は変わらないって。
おもっていたんだ
あの頃は。
いつの日かこの風景も
誰かの手によって壊されるだなんて
予想もしないままで。
光一つ追い駆けて
足元の石に躓いて
転んだとしても起き上がって
今、見える瞬間を
この目に焼きつけて
思い出せる 光景を
描き続けよう。
雨の音が突然覆った空に
怯えて泣いてたなんて
言わないでいるのは
プライドとかそんなんじゃなくて
言葉にする方法を
忘れてしまっただけなんだ。
光一つ追い続けて
疲れて立ち止まっても
笑っていたいのは きっと
今までの記憶を
とどめていたくて
思い出せなくなるのが
怖くなっていく・・・。
光一つ追い駆けて
足元の石に躓いて
転んだとしても歩きだして
今、見えるすべてを
この目に焼きつけて
思い出せる ことばを
刻み続けよう。
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