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feltagia
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作詞 蘇季 |
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目ノ前ニ広ゲラレタ地図ヲ
眺めて
「何処ニ行キマショウカ?」
問われて 初めて 気付く夢物語の
終焉を その目に焼き付けて
脳裏の美術館に
飾られた一枚の写真を
灰にして
・・・“風に飛ばされてしまえ”
君を思い出すどころか
自分自身を思い出せなくて
神経だけが張り巡らされた
そのセカイに
何の意味があるの?
アリキタリナウタ
興味すら失せる
奇麗事だけで飾らないで。
目の前に映る全てを
吐きだしてしまえ …嗚呼。
もう二度と戻らないあの日へと
逆再生してく徐々にスローへと
変わる
その一瞬を 忘れない様に。
大嫌いなものすべてはこの中に隠して
いつの日か 思い出して
見てみるのもいいね。
「仮にも」なんて言葉で
縛りつけないで。
窮屈は嫌いなんだ。
でもね、退屈すぎるのもあれ?
何で。
かなしくなるのも どーでもよくて
ありふれた詞に目を逸らす
情報だけが世界の全てならば
一人・・・二人・・神隠し
「手のなる方へ・・・」
導かれて。
明日が見えなくて
また塞ぎ始める その空に
鎖は絡まって
星さえも 逃げ出して
夜を連れてくる
朝はもう二度と来ないと知っても
いつの日にか
僕が
消えようとも
その視界に映る
人影も音もなくて
その状況に嗤いだして
疲れきった羽根は
剥がれおちて
眠りへと誘うでしょう…。
どうにもできない?
ならば通り過ぎていこう
夢もやがて褪める事でしょうし
色鮮やかに染め上げた
その世界はもう崩れ落ちて…。
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