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カラクリ。
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作詞 蘇季 |
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廻り出した時計の針が
ゆっくりと 動きを止めた
逃れ続けて 挑み続けて
何の意味があると いうのでしょうか?
ありふれた物語の続きを
創造って壊して
また繰り返してた
永遠のような日々が
こんなに悲しく終わるなんて
思わなくって
そこにはただ一面の
草木ばかり
裸足で 歩き続けた。
目の前に あったモノ
脆くて いつかは壊れそうで
壊してしまいそうで
怖くなった。
でも確かに 聴こえたんだ
誰の声か もう覚えてないけど。
きっと明日も 晴れるよね?
こんなにも眩しい日差しの中で
佇めること自体が
奇跡のような気がして
不思議に思えるんだ
何もない日は つまらなくて
くだらないって 嗤ったのは
気のせいで。
坂道を下ってゆけば
あの懐かしい詩が
聴こえてくる気がした。
もう忘れてしまったはずの
詞は ここに存在していたから
決して この世界から
もう 目を逸らさないで
立ち向かえ 傷ついたとしても
新しい 朝を迎えるから
これだけは知っていて
「いつか 理解る日が来るから」。
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