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空中迷路。
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作詞 蘇季 |
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目の前には いくつもの色彩があり
聴こえてくる音(こえ)は
何もなかったように通りすぎた。
「時間を超えて 君に会いにいくよ。」
だなんて
フザケナイデ
吐き気がするだけだから
ふと目覚めた朝に
もう誰もいないと
幼いころからの記憶(おもい)は
誰にもわかる事もなく終えてく
自由になれた痛みに慣れたところで
君を探しに 行く事にした。
やさしさにふれるたび
痛みは増してく
突き放してよ
本当は 側に居てほしいのに。
地獄の中で生きることは幸せで?
極楽(てんごく)の中を生きてくことは難しく。
掌に堕ちてく・・・花弁
掴んだ後に風に消えた。
不安定な空。 ・・・巡って
一体どこへ向かいたいのだろう
居場所がなくて
眠れずに 家を飛び出した。
息が詰まるほどに 震えては
声を殺し泣いていた
あの頃の僕を誰が知るというのだろう?
失くす為だけに存在した
世界なら もう ・・・ イラナイ。
忘れてしまえば楽になれるの?
そんなことは“無い”のに
自由になれた痛みと引き換えに
もう一度 君に 出会えるならいいのに・・・。
目の前には いくつもの色彩があり
聴こえてくる音(うた)は
何もなかったように通りすぎた。
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