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elapse
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作詞 蘇季 |
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水面に触れる調べ
手毬唄のように 廻り始める
羽根は1・・2・・
地に堕ちては 消える。
語り部の旅
何処へ行くというのでしょう?
気付けば 隣に居た。
「貴方は誰なのでしょうか?」
震える声で問い続ける
不気味な仮面の姿に
怖れながらも 惹かれていく
そんなお話 誰が知るのでしょう?
歳月はただ過ぎる
其処にあったものでさえ
打ち消して
手探りで 漂い弾ける
物語は まわっていく。
「最期の願いは何?」
存在すらなかったことにできるから
怯えて 逃げ出した。
ならいっそ・・
望むか何と引き換えに?
それが 私の時間なら
いくらでも 奪ってくれていい。
違う誰かが 幸せだと笑うのなら。
それだけで 十分だから。
望むのは悪ですか?
祈るのは罪ですか?
願うのは咎ですか?
別にかまわないのに…
誰かがボクを見て 嗤った
「かなしいね」って哂った。
扨あれからどれだけの時間が
私の目の前を通り過ぎていったのでしょうか。
物語の終焉は
いつだってそこにあるというのに。
それに気付けないでいるぐらいなら
わたしは・・・。
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