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作詞 蘇季 |
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最初(はじ)めて見たときから
ボロボロになっていた
その姿に。
よく似た いくつものセカイ
君はどこに居るというのでしょう?
始めから 数えては
破り捨てた手紙の数さえ
君には 届かない でしょう?
声にはできないままで。
遠ざかる 遠退いてく
道程を あるけば・・・。
最近はどうして こうも空回りする?
分からなくて目を塞いで
聴こえてくる音に
怯えながらも聴いていたんだ。
忘れないで。
貴方がいた事を いまでもずっと
覚えているよ
それじゃぁ、また。
ふと笑う 夜空に。
天井の月
あの世界は滅びた。
朱紅く染まる その色彩(セカイ)には
どんな場所があるのでしょう?
手を翳し思った。
思い出すのは
誰の声?
夢のお話。好きだった絵本‐ものがたり‐
今でも忘れない
名前が思い出せなくても
いつかは罅割れていく
そんな音が聴こえた。
耐えられないらしい。
いつかは壊れてしまうんだろう。
あの頃に戻らないように
修復していった。
しかしもう 終わりが来た。
lagloempelor
逆再生し始める
もう止めることはできないらしい。
ならばいっそ 繰り返さないように
全てを修正しましょう
そのセカイに 終わりがないのなら
歪み続ける 時空に
私の時間を引き換えに。
もうここへ来てはならぬと
ほざくように。
誰も堕ちてこない様に
ただ祈るだけ ただ願うだけ。
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