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secret words...
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作詞 蘇季 |
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不確かなモノ 手に入れた気になっていた。
手の中にあったのは 不完全なもので
今にも消えそうな幻影だった。
手を伸ばしつかんだ
君は 砂に消えてく
無力さに 吐き気がして
もう、誰も 存在を認めてくれる人間なんて・・・
と、いつの日か諦めた。
数年後 君に出会うわけだけど。
しかし また 遠ざけた。
何故?とか聞くなよ。
無邪気に笑わないでよ。
その手を引いたまま どこかに消えてしまおうかとか
思ってみてもできないんだ
硝子の奥 君が逆さまに落ちていった
「間に合わない・・・・!!!!」
また諦めようとする
無力な感覚に堕ちそうになって
―違うだろ?―
今度こそは捕まえなくちゃ
もう壊れないように
誰にも壊されないように
守んなきゃ。
いつかは離れる
それなら その日まで
俺はその手を掴んだまま
離さないでいよう。
・・・僕の声が聞こえますか?
違う誰かが 目の前に居る
頼んだ。
頼むから。
あいつを・・・。
ただ 只管に 願う。
“支えてやってくれ。”
これが最後の言葉になるとは
思ってもなかった。
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