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残像
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作詞 蘇季 |
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週末の雨 ずっと続いて
遠ざかってまた 降り始める
音鳴り響く
懐かしいメロディは
僕が存在しなかった日々へと巻き戻るから
どうしようもなく
取り留めもなく 繋いだ
点と点を引いて 何処へ行こう?
泣きだした 空は
何処までも 続いては繰り返す
歌声が響く 涙の跡に
世界は遠ざかるから
ボクは動けずにいる。
霧の向こうには違う世界があるとか
信じてやまないよ。今でも 今でも。
思い出されるは オルゴールの音色?
手を伸ばした先にあるのも 同じに見えて…
逃げ出したくなる。
嫌になって また殻に閉じこもろうとするから
問い続けた先に何かが存在したとして
それは紛れもなく 誰かに壊されたなら
崩されてたなら 何を見つめればいいの??
この目が何も映さなくなってしまえば
この耳が聴こえなくなってしまえば
間違いなく崩壊するのに
気付けないから 今日もまた
いつか斃れる日が来るまで
見知らぬふりをしていよう。
闇に溶けて 壊れてしまえ。
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