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歩いていこう。
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作詞 蘇季 |
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思い出すのは 昔見ていた空。
まだまだまだ・・・届かないけれど
願いを込めた手紙をぐしゃぐしゃにして
箱の中へ閉じ込めた。
心ごと捨ててしまえば、
楽になれるの?
分からないけど。
突き進む日々が どんなに悲しくても
歩かなきゃ?でも・・・疲れてしまうよ。
消えてしまえば 生きなくていいとか。
そんな考え 甘すぎるから
「止メヨウカ。」
その答えを。
矛盾に替えて。
全てが嫌になったら遠くへ走り出していて。
哀しい時にはすぐそばに居てほしいから。
いつの日にか 涙を忘れてしまうのなら
ただ 貴方を思い出して
歩いていこう。
・・・思い出せなくても
流れ出す雪解けの水。
朱紅く染まる 色彩に
手を伸ばした 永い間夢を見ていたようで・・・。
背伸びして 心入れかえた。
君はいない。 思い知らされるのが怖くて。
突き刺した痛みにはもう
慣れたから。
ゆっくりと進み出そう。
座り込んでしまって
もう動けないとしても。
いつかは サヨナラ しなくちゃならないから。
それなら笑って
逆さまに落ちてく
鏡の破片 の奥に 誰かの声が響く
「迎えに来た」とか。
笑わせないで。
いつかは遠ざける
何もかも 煩くて
耳鳴りが響く 言葉も今じゃ
空回りして。
君に届かない。
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