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Sweet snow
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作詞 蘇季 |
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雪のようにまっさらな 君に見惚れていた僕の
吐く息はとても白いけれど
心の中はとても熱かった
君の隣で過ごす日々も
君が隣で笑う未来(サキ)も
願い想い描いて僕の心-なか-で増え続けていくよ
雪は降る どこか切なく けど果てなく
ほんの一瞬時が止まる
永久に一緒ではなく この一瞬を 君と一緒に 笑顔でいられれば良い
やがて来る それぞれの道 描いてた夢
それでも繋いだ手は 離さぬように歩き続けて…
「君の瞳に映る景色の中に 僕は いつまでいられるのかな?」
雪がとけてしまう頃には僕がいなくなっていたとしても
この雪が僕たちが一緒にいたという証人になってくれるから
別に不安なんかはないよ
この結末−さき−は誰にもわからないけど
ふたりの記憶は本当−永遠−だよね
例え雪が今すぐに溶けてしまったとしても二人の気持ちまでは溶けやしない
Permanent fragment that dances with snow and falls.
溶けてしまったとしても 二つの心が一つに もどっただけだよ。
そう言って笑う君の横顔に
笑ってない笑みを感じたのはきっと雪のせい
雪に隠されたままの心は何処で見つかるの?
この白に埋もれて見失ってしまうから
そっと その手ですくい上げて また失くさないように そのままでいさせて
愛し愛されるように キミと共に・・・
ふたりの足跡が雪に残るように過去を刻んでいたいよ
怖い今は視ない様に 痛い想いは聴こえない様に
此のあまい白い氷の世界に くっついた振りをして 幸せで居よう
降る雪に溶ける雪 積もる雪に散る雪 どれもH2Oだけれども
それぞれに意味があるから 僕らにも意味があるんだ
不穏な君の笑顔につられ 外は吹雪…
知っていても なおさらその 表情(かお)してるのなら・・・。
僕もあえて気付かないフリをしようかな
雪が全てを霞ませたことにでもして
それでもいつの日もね愛しく感じた だけど何処か怖かった。
鼓動は不規則に高鳴っているけど
僕−今−の世界では君しか見えていないから
刹那、視界を白に奪われた 君を一度見失ってしまった 雪はやまない
手を伸ばしてみても 君がどこにいるのかわからなくて…。
それでもまだ雪の中の面影を探している
追いかければ掴めるのか
君の残像(すがた) 分からないけど
「会いたいから。」
千切れかけた背中の翼で君の傍へ羽撃こう。
雲間から差し込む光を抜けた未来−先−に君がいるから
冬が来たら春はそう遠くはない
雪が降れば君はそう遠くはない
雪で光が乱反射した
もう、何もいらない。 光の中へ飛び込んでいこう。
そこで見る ものが嫌なものでもいいじゃないか 今の僕なら
すべてを優しく受け止めよう。僕は独りじゃないから。
迷いも痛みも僕を導いてくれる地図−鍵−になる。
雪の道に確かな足跡が 向かう先はきっと君へと向かってる
そう信じてやまないよ。目の前の君が無邪気に笑うから。
その笑顔の中にある輝きに気付いて 心はじんわりと暖まっていく
耐えて耐えてやっと来た春 白い花が雪のように咲き乱れる 君はそこに…
光の中に消えずにいて。
君がいるその景色がとても綺麗
だから僕の瞳に永遠(とわ)に色褪せずに焼き付けるまで
やっと君を見つけた今日 雪はもう溶ける頃
僕はもう笑えるだろう 君と笑えるだろう だからこっちにおいでよ
春の日差しに身を預けよう まるでサクラのような恋模様
自分の胸に耳をかそう 建前だけの言葉はもう無用
溶けた雪が作用して つぼみはどんどん膨らむそう
淡く儚く甘い雪 君と僕のSweet snow
行こう冬から春へ
君の手を握りしめて この道を ふたりで歩いていこう。
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