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彩色 ブラッド
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作詞 蘇季 |
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何度目の春 目の前を過ぎてって
桜散る 花弁を掴む タイミング さえ つかめなくて
いつも空回り 風でさえもつかめない。
いつかは語ろう。 流れ星のお話を
書き綴った言葉の本当の意味を
鏡を使わずに 鏡文字を書いてみた。
昔からの特技なんて 何に使えばいいの??
声を変えて 目の前にいる 誰かを笑わせてみたけど、
いつの間にか 真実“ホントウ”の声が わからなくなった。
…嗚呼。
中途半端に終わらせてくるのも
疲れてきた。 すべてまとめて
書きまとめよう。
鋏を取って 髪を切ってみました。
見た目は変わらなくとも
心のもやもやは 少しは取り除けた
耳鳴りがした・・・。
どうしてか?
なんて聞かないで。「気のせいだよ」
目を逸らしたのは 真実を見抜かれそうで逃げただけだよ。
「桃源郷は何処にあるの??」
聞かないで。 興味なんてない。
高望みだといわれても それでもいい。
ただ 何となく ドアの向こうをのぞいてみたくなった
たぶんまた引き篭もるんだろう。それでも。
閉ざした窓を開けて
入ってくる風は心地よく やさしかった。
眠りへ誘う小春日も
巡りに巡って 草花を空へ舞いあげた。
木漏れ日の下で眠る今日は
チクリと刺さった針が痛むけど
それでも 優しかった。
手を伸ばしても この両手をすり落ちていく
砂時計・日差しの中で
どれだけの時間を 捨ててきたのだろう。
抜け落ちていく 床に 手を伸ばした
惹かれては落ちていく 導(ひ)かれては堕ちていく
どんな罪過でも背負っていける
そんな気がしてたんだ。
大好きだった絵本の名前は忘れてしまったけど、
いつか みつけにゆくよ。
もう一度 巡り会う為に。
もう一度 君と出会う為に。
誰かが 私(ぼく)の名を呼ぶのなら
何度でも目覚めるよ。
再生しよう 何度立ち止っても。
動きださなきゃならないから。
動き出さなきゃ 耐えられないから。
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