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僕ノ掌
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作詞 蘇季 |
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たとえば 黒ずんで見えることがある この両手が
実は腐敗していたとして
僕はその事実を受け入れることができるのだろうか。
例えばこの世界に最初から僕が存在しなかったとして
嘆いてくれる人はいるのだろうか。
破壊衝動に飲まれるこの心が
誰かの記憶が 黒く染め上げていったとして
何の影響が及ぶというんだ??
崩壊を待つ 人の声 耳障り。
動き始める人々 見てるのは面白い
しかし 接するのは 断る。
関わってくるな 目障りだ。
心に触れることを拒絶するくせに
人の心に はいって行くなんて
なんて 自己中心低主義
吐き気がする。
壊してしまおうか、
何重の鍵をかけて
何重もの鎖を纏って
その向こうの真実は 誰にも触れさせやしない。
たとえどんなに親しい人にも
心の奥の痛みなんて
話せる人がいるなら
よかったのに
疑心暗鬼に 自己欺瞞。
想像力も 度が過ぎれば 被害妄想?現実逃避?
崩壊への音が聞こえたら 迷わずに
僕は近付いて その日が来ることを待つのだろう
もう全てに塞いじゃってしまえば
人にかかわらずに
時を歪みませたまま
刻み続ける。
情報を消去して
傷跡に 誓いを立てよう。
僕がまた塞いでしまう前に・・・
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