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灰煙
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作詞 蘇季 |
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貴様らなんかに触れせやしない。
この心の奥の傷跡なんざ、
燃やして灰にするのは 全てを全否定するにはちょうどいい。
しかし、その灰が心臓にまで回れば
僕はもうこれ以上保つことはできやしないだろう。
イカレきったこの幻想(セカイ)に君は 立ち入る覚悟はあるのか??
答えてほしい
白く澱んだこの視界を
黒で塗りつぶそうとする脳内
欠点ぐらい教えてもいいんじゃないのか??
なぁ・・・?!
この世界の道化を殺したくば
君が 黒く染まる前に
元の世界に引き戻すから。
巻き戻す術があるのなら
僕が存在しない世界へと引き込んで
何事もなかったように過ごす人々を
ただ眺めては目線を逸らしただろう。
混沌とした場所に 君が存在するのなら
僕は ただ吹きすぎる風となって
何もかもを壊しにいくのだろう。
いつの間にか積み上げてきた
築き上げていった 箱に 何重もの 鍵をかけて
錘をつけて海の底に沈ませた
この心ごとすべて 壊して廻るのだろう。
狂笑でも浮かべながら
気まぐれに 弦を水面に浮かばせながらも。
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