|
 |
|
モノクロセカイ
|
| 作詞 まぐろ |
|
少年は夢を描いた そのパレットは七色
個性と将来を練り込んだ 純粋な七色絵の具
少年は夢を描いた そのパレットは極彩
希望と不安が入り交ざる 少し、揺れた色
一つ、水に浮かべた
''刹那かな'' 深く、沈んでゆく
重圧はそれを破裂させた
モノクロセカイは今日も廻る
薄汚れた現実に生きた
疲れても息は吐けない
叶えるためには 進み続けるよ
少年は夢を覗いた その景色は たった二色
絶望と悲しみを覚えた 汚れたリアルな絵の具
一つ、水に浮かべた
''今度こそ'' 無常にも、沈む
重圧はそれを破裂させた
モノクロセカイは今日も廻る
薄汚れた現実に生きた
疲れても立ち止まれない
七色描いた そのために やがて
このセカイには 二色
白 と 黒
灰色なんかある筈もない
少年は涙で濡れた画用紙を 破り捨てた
''それでも七色に描きたいのだろう？''
ゴミと化した夢は 問いかけた
あの日の僕なら塗りたくれたかな
青 の色をした絵の具は 最後の一色
モノクロセカイは今日も廻る
薄汚れた現実に生きた
疲れても息は吐けない
叶えるために 進み続けるよ
それでもパレットは離さない
薄汚れた現実の中で
最後に出したのは 青色絵の具
一つ、水に浮かべた
涙の中で やがて、浮かんだ
モノクロに 逆らって
いつまでも いつまでも 浮かべ
いつまでも いつまでも .....
|
|
|
