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手を伸ばして
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作詞 灰色のライオン |
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幾度叫べば君は返事をしてくれるの?
目一杯差し伸ばした手は君に触れることなく
やがて沈んでしまうのだろうか
僕が見るのはいつも背中なんだ
だっていつも僕の先を歩いてるんだから
手を伸ばせば届きそうな距離なのに
実際はもっと遠いところにいるんだね
ほら またその笑った顔
本当は笑ってないこと知ってるんだ
だって、しっくりこない笑顔だから
べつにその事について文句はないさ
生きていれば誤魔化しだって必要になるさ
だけど
周りを見渡すくらいのことはして
少なくとも、僕は君の事を見てるよ
全てを話してくれなくていい 嘘だっていい
君の手を握るくらいは出来るから
悲しみを我慢するのは慣れたかい
だっていつも辛そうにしてるんだから
話しかければ笑ってくれる距離なのに
実際は遥か遠いところにいるんだね
そんなに溜め込んで
独りでどうやって片付けるのさ
飲み込むには大き過ぎるだろ
見過ごすには幼すぎるだろ
そんなものを一体どうしようとしてるの
だから
ときどき周りを見渡してごらんよ
少なくとも、僕は君の事を見てるよ
全て吐き出してしまってもいい ぶつけてもいい
君の手を握るくらいは出来るから
例え周りを見れなくなっても
僕がいることを忘れないでくれればいい
辛くても、苦しくても、怖くても、
それでも君の手を握ることはしてあげる
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