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切り傷と中和
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作詞 灰色のライオン |
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この時期は雲がないな 一色の空模様
絵の具を溶いた水をこぼしたように光る
力を持て余した太陽は 容赦ない
邪魔されることなく朝を告げる
風が鳴っても 鳥が叫んでも
僕も心は騒がなく 安定を求める
古傷を引っ掻くような刺激
あれって結構痛いんだよ
焼ける痛みと溶ける痛みを混ぜて
飲み込んでしまえ
未来へ進むエネルギーに変えて
全てを己の糧としろ
憎しみも怒りも そのままで
喜びも楽しみも そのままで
二つを混ぜて発生する熱は
それなりに熱かったりする
傷を開くような 混ざった熱が
より鮮明な未来を示唆する
それとなく成長させる
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