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作詞 絡繰彼処 |
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絵を描いた 君の絵を
ぼさぼさ、捻じ曲がった筆で
何も知らない世界に紛れ込んだものたちは
今日も色鮮やかに留まっている
僕と君を区切ったのは、あの流れ星だった
涙流した過去は全部 零れたペンキで誤魔化してしまえ
空に溶け込んだ君が 闇に塗りつぶされる前に
黒のクレヨンを折ってしまえば良かった
僕が今出来ることは 君の真白な心に
濁った絵の具を数滴垂らす事だけだ
僕色が欲しいと言った 君色が欲しかった
混ざり合ってまた一つ想いが生まれる
下手でも許してくれた 不器用でも褒めてくれた
昔は色を染めることを恐れないでいた
ほら、手放したものがインクの海に沈んでいく
空に逃げ込んだ君が 闇に閉じ込められる前に
白の色鉛筆を削っておけば良かった
君が今出来ることは 僕の漆黒の心に
新たな世界をその手で描く事だけだ
僕色を消そうとしていた 君色に憧れていた
破り捨ててまた一からやり直してみる
夢だった 幻だった 色付いた世界が、今
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