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らいおん
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作詞 あつ |
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泣き喚く子供 ぼんやりかすんでる
僕は彼のこと考えられるかな
自分の世界にだけ 閉じこもっていたんだよ
周りの世界から 逃げ出していた
暗い逃げ道で うずくまってさ
君と出会えたの 信じられなかった
ねぇ タンポポ。
何故僕は居るの
世界は僕を必要としてないのに
どうせならもう君にあげたいな
僕の命なんか消えてもいいから
もてはやされてさ ひととき自惚れて
それがお世辞だと 気付かなかった
種はまかれてた 僕の心にさ
明るすぎる電灯で 育った醜い花
届く届かない そんな微かな光で
美しく君は生きているのに
僕の醜い花は すごい勢いで 咲き乱れているの
毒をまきながら
ねぇ タンポポ。
気付いてくれよ
僕と君は一緒にいちゃいけない
どうせならもう死んでしまいたい
君の頼りない笑顔なんか見たくないよ
そこは冷たいだろう? 太陽も当たらないだろう?
世界は不公平だ どうなっているんだろう
よりによってどうして 僕のような存在が
君のいる場所に生まれなかっただろう
ねぇ タンポポ。
何故笑っているんだ
ふざけるなよ いい加減にしろよ
ねぇ タンポポ。
何か言ってくれよ
もう一度その花を見せてくれよ
僕はただ怯え 逃げていただけなのに
僕は君よりも ずっとちっぽけだ
それなのに君は 笑っていた
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