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ロボットと涙と赤い空
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作詞 瀬咲 夕映 |
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君が言う どんな嘘も 僕は全部信じるよ
最後まで信じ抜けばきっとそれは真実だよ
君が怒る 僕は黙る 無表情な僕に更に怒る
僕らが傷ついてるのはお互いが一番知っていた
どれだけ僕ら傷つけ合えば満たされるんだろう
それとももう一生満たされることはないのかな
悲しみ 怒りも 失くした今の僕は
君のその頬で光る雫の名前も忘れた
「何でなにも 言わないの 何で無表情なの
ロボットみたい 気持ち悪い」震えた声で君が言う
僕も僕が 気持ち悪い この目もこの両手も
まるで自分のものじゃないみたいな気がする
どうして僕らこの星に生まれ生きていくのかな
どうやらもう君と僕しかいないみたいだよ
赤い空 黒い雨 残されたふたつの命
仕方ないからって君を選んだわけじゃないよ
触れなければ 言わなければ 君に拒まれることはない
だけど君が泣いているよ触れるのは怖いよ
ねぇ僕は ロボットかな さっきから胸が痛いんだ
ねぇ君の 頬に光る 雫の名前は何だっけ
ねぇ僕の 頬に伝う 何かとそれは一緒かな
あったかいよ 人間だよ 僕は君がいいな
でも怖いよ 僕の全て 君に知られそうで怖いよ
君は僕をどう思うの 知られたくないよ
僕の頬を君が触る
赤い空の下で 声を出して泣いたよ
生まれたときの様に泣いて僕はまた生まれたよ
僕と君以外は全部消えた世界で
ふたりで手を繋いで赤い空を見たよ
生きていくよ
生きていくよ
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