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物語の扉
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作詞 瀬咲 夕映 |
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彼女の寝息が聞こえてきたら
物語の扉を開こう
今どんな夢を見てんのかな
君がドアを開けて
静かに微笑んだ
何てことない幸せの風景
なのにどうしてだろう
妙に泣きたい気持ちになるんだよ
喉の奥で何かが弾けて水になって
洪水のように押しかける
今も何処かで小さな命が消える
そんなことも考えてみたんだよ
ガラでもないって君は笑うんだろうけど
街の灯りも色づいて
夢の中でお姫様になった
彼女の頬淡く照らすよ
いつかこんな日常に慣れて
退屈に思う日が来るのかな
そんな僕をどう思う?
どうしてもっとちゃんと言えないんだろう
いつも中途半端に伝わってしまう
こんなどうしようもない僕を君は優しく包んで
ひとりでがんばらなくてもいいって言う
その言葉が嬉しかったくせに
満足にありがとうも言えないまま
いつかは必ず君に伝えたい
今を歌ったこの唄が
未来の僕らに届くように
僕が僕であること
君が君であること
確かめながら生きていこう
12時になっても大丈夫
僕が探しに行くから
ガラでもないけど
君は笑ってくれるんだろうな
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