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36度5分
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作詞 瀬咲 夕映 |
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振り上げた腕をどうするんだい
弱いくせに無理すんな震えてるぞ
人目気にして虚勢張って
裏で泣いてること知ってるんだよ
僕の中のもうひとりの僕が
馬鹿にして嘲笑っている
そんな藁に縋りついてんなよ
良く考えてみなそれは必要かい
背負わなくていい無駄なものを
これ以上増やさなくていいんだよ
僕の心の36度5分
どうしようまだ迷っているよ
人に馬鹿にされて哂われて傷ついて
そんなのは嫌だよ
それならいっそのこと空気に溶け込んで消えてしまおう
そうやってずっと生きてきたから
改めてライトに照らされると恐くて震えてしまうんだ
悪いのは僕の弱さかい
「違うはずだ」そう言ってまた心は彷徨う
「何が恐いの」「どうしたの」
かけられる言葉は嬉しかった
だけど返答に窮してしまう
放っていて欲しい気持ちもあったんだ
でも本当に放ってしまわないで
忘れられるのも恐くて仕方ないんだ
目を閉じて息止めて20数えたら
沖に出るよ
そしたら精一杯息を吸っても怒られたりしないよ
それまで手を繋いでいてくれるかな
差し出したこの手も震える断られたらどうしようって
笑って手を握られたとき
こんな風に笑われるなら良いなって思ってたんだよ
まだ君はそこに居たのかい
そういえば君は突き放しても突き放しても
傍にいてくれてたよね
そうだよなぁ君は僕だもんな
でももうさよならだよ
僕らはやっとひとつになれるんだ
僕の心の36度5分
大丈夫もう迷わないよ
まだ恐いか恐くないよな
死ぬ気になりゃ何だって出来る
まだ手は震えるけど生きていくんだそれが使命なんだ
今なら胸を張って言えるよ
僕がここにいることは僕が決めたことだから
誰に何を言われようと
僕はここにいることをやめない
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