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あやまち
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作詞 瀬咲 夕映 |
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もう二度と陽の当たる場所には行けない
あの瞬間に全てを捨てた
悲しくはないし寂しくもない
この感情はきっとどんな言葉にも当てはまらない
暗い闇の黒色に染まって
このまま消えてしまえればいいのに
ずっと僕に光を与えてくれた
優しい君ももういない
あのとき鋭いナイフが切り裂いたのは僕の未来でもあった
これで正しかったのか
今でも少し迷うけど
光を失った今の僕には
もはや確かめる術はない
差し伸べられた手を拒んでしまった
光に照らされるのが恐かった
笑い方も泣き方さえも
いつの間にか忘れてしまっていた
思い出そうと考えてみても思い浮かぶのは君のあの笑顔
何が正しいのかなんて
本当は誰にも分からないけど
少しの正義を身に纏って
僕を裁こうとする
凍えた指先で左の手首を握ったら
微かに脈を打っていて
まだ僕は生きてる こんなにも温かい
東の空が明るくなってゆっくりと光が差した
あまりに綺麗で涙が溢れたこんな景色を見れるのもきっと
最後なんだと悟った
これが間違っていたとしても
もう後戻りなんて出来ない
涙を拭いて立ち上がる
太陽に背を向けて歩き出した
君の笑顔ももう思い出せなくなった
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