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誇り高き愚か者
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| 作詞 サガラ |
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己の名も知らぬ
愚か者よ
何処へ進むのか
行く先など 見えない
お前は言う
「自分を探しに」
その手は 闇に震え
立ちすくんだとしても
一人 道に迷う姿は
遠く 消えていく
信じるものとの別れ
裏切りさえ 生きる証
海の底へと落されても
お前は 笑う
己の名も知らぬ
愚か者よ
何があるのか
結末など 見えない
私は言う
「お前は誰だ」
その声は 黒に脅え
お前には届かない
一人 空を仰ぐ姿は
淡く 消えていく
疑問と不信の間
どちらも 変わらない真実
両目を覆われても
私は 笑う
己の名も知らぬ
誇り高き者よ
お前へと投げた言葉
私へと届く
「気づいていたか」
「気づいていたさ」
お前は 私だ
信じるものとの別れ
裏切りさえ 生きる証
疑問と不信の間
どちらも 変わらない真実
お前と 私は
笑いながら言う
「自分を探しに」
己の名も知らぬ
誇り高き愚か者よ
探すのさ
お前は 私を
私は お前を
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