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カレンダー
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作詞 蒼 |
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思い出の詰まったこの部屋で 一つ不自然なカレンダー
時計の針は進んでいるのに あの日から捲られる事のないカレンダー
突然の決別から冬を二回迎え 光を探すことなく暗闇の中で…ひとり
忘れられない 忘れられるはずがない この先他の誰かを愛したとしても
愛してるって言葉も差し出したこの手も 全部あなただけにあげたもの
代わりなんていらない だから一人にしないで
「泣き虫」って笑ってもう一度だけ抱きしめて…
あなたが捲らなきゃ誰が捲るの? 止まったままのカレンダー
まるで私みたいだね 切れた赤い糸をそのままにして
進まなきゃ 分かってる でもどこへ向かえばいいの?
必死に走り続けたとしても あなたはもう 私の歩む道の上にはいないというのに
交わした約束は儚く 運命とは嘆かわしく 描いた夢も破るのは一瞬で
あなたの影が少しずつこの世界から消えていくのを 私は止めることなどできないけれど
気の遠くなるような先だって 大丈夫 私は忘れないから
だからあなたも弱虫な私をいつまでも…
こんな私を空の上から あなたは笑って見てるんでしょ?
見上げた満月 きっとあなたも見下ろして 一緒に見てると信じてるから
あなたの影が少しずつこの世界から消えていくのを 私は止めることなどできないけれど
気の遠くなるような先だって 大丈夫 私は忘れないから
だからあなたも弱虫な私をいつまでも見守っていて…
思い出の詰まったこの部屋で 一つ不自然なカレンダー
時計の針は進んでいるのに あの日から捲られることのないカレンダー
でも今日からはあなたの仕事 私がちゃんと続けるから
あの日の日付と弱虫な私を 軽く丸めてゴミ箱になげるから
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