|
|
|
神様はいない。
|
作詞 アキヒト |
|
照り返す太陽は、神様が笑っているからだと誰かが言った。
降りしきる雨は、神様が泣いているからだと誰かが言った。
吹き荒ぶ風は、神様がため息吐いたからだと誰かが言った。
鳴り響く雷鳴は、神様が怒っているからだと誰かが言った。
笑い、泣き、落ち込んで、怒る、神様。まるで人のようだ。
作ったのは誰だ。産み出したのは救いを求める無力者の偶像。
天地を司る者は空に居ると、ただ唱えた。
我らを救う者は空に居ると、ただ念じた。
神は人の無力故の産物。救い求める前に笑い泣ける自ら誇るんだ。
力強く立つ人間。見えない空の奥願う前に見える自分信じろ。
確かな物は何だ。願い望み謳うなら、動ける肢体で叶えんだ。
自分諦めたなら作り出された偶像になってしまうよ。
僕らまだ動けんだ、叫べんだ。
見えない物に縋る暇あるならその想い声に出せ。
忘れるな、生きてる意味を。ここに立つ意義を。
力強く立つ人間、自分を信じろ。空に描く偶像産物、蹴飛ばせる力を。
|
|
|