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傘を差そう。
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作詞 アキヒト |
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哀しみ 嘆き 心の悲鳴 降り続くそれを
君は酷く綺麗に笑っていつも、受けていた。
僕の差し出すそれをいいのと笑い只一人で
踊ってた。人路を避けて降り注ぐ裏道通り
君に差し伸べられる手の波を、頑なに避け。
裏道通り、君だけの心が降るそこでいつも。
僕は君と居たくて手を避けて、駆け寄った。
「寒くないの」傷付いた様に笑い平気だよ
裏道通りの奥深くへ「慣れてるの」笑って
ごめんね、僕は、そんなに器用じゃないんだ。
君を捕まえて、手にした赤い傘二人で差そう。
知っているから、君の頬を濡らすその正体を。
「ありがとう」もう通らない裏道通り抜けて
人路へまた戻ろうよ。裏道通りの雨も止んだ。
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