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身勝手な雫
作詞 アキヒト
泣いていいよと言ったとき、君は僕の前で子供のように泣いたよね
泣いていいのと、ありがとう、と強がり抱きしめて、柔らかな君の
髪を撫でてやり安堵に変わってくその瞳が大好きだった、本当だよ
君が僕に心を許してくれていると感じられて、凄く幸せだったんだ

僕に泣いてくれ、と無言で囁いた君は今にも泣きそうで笑ってただ
不安に揺れる君の眼に作り笑いの自分を映した。平気だよ、大丈夫
本当は泣く所は見せたくなかった、ほんの強がり昔の君とおんなじ
虚勢で自分を繕って。君の前では強くいるんだと、身勝手に決めた

思えば、抱きしめあえたあの時にあの頃に僕は僕を素直に出せたら
泣き笑いあえたら、よかったなあ今更、後悔しても君は僕の傍には
いないのに。君を想い泣いてるよ無様だろうが、自分に敗けようが
君に笑って抱きしめてもらえれば充分だったのに。作り笑いなんて
なんの意味もないんだと、今更に気付いたんだ。君は知ってたかな

僕が君へと心を許さないと一緒に泣けやしないそんなどうしようも
無いことに、独りで気付いたんだ僕の、心を赦して。強がり繕いも
もうしないから、どうか君の傍で泣かせて。受け止めてくれたなら
いいよと笑ってくれるかな。君を呼び泣いてるよ君のいない部屋で

僕が造り出した、またひとつの罪幸せ感じられる瞬間は当たり前で
哀しみを味わう日々はずっと先も続くんだろう身勝手に君を求める
雫は今日も、溢れてく。拭ってと呟くには僕はもう遅すぎただろう。
虚勢も偽りもいらない君だけが、そんな言葉も言えない身勝手な雫

君といた、この場所で子供みたく泣いてる。独り君のいない部屋で。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 身勝手な雫
公開日 2007/07/31
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 傍にいてくれた時が、一番の幸せだった。
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