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桜の花びら
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作詞 KENGO |
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今年の冬は例年より 少し長くなるらしいね
指先に触れる粉雪は春を告げるわけもなくて
時の彼方に見え始めた 冬の終わりには
去年の春にあなたと見た桜が咲いている
あの日、強く握りすぎて 壊してしまったものは
未来でもなく、夢でもなく あなたそのものでした
同じ毛布に包まり 笑いあってた頃
時に泣き合い 時に抱き合い ふたりで季節いくつも超えた
今夜眠りにつく前に 空を見上げてみれば
あの日のままの星空に 舞い上がる桜の花びら
明日の朝もまた少しだけ肌寒くなるらしいみたい
足元に顔を出し始めた アスファルトはまた俯いていく
次の恋でもしてみれば 新しい暮らしにも
春は訪れるのかもしれないだろうけれど・・・
何度も不安や恐怖に足をすくわれながら
肩を寄せ合い歩んだ日々に間違いなんて見つからなくて
終わりを選んでしまうことをあの日 ためらい続け
幸せだけがあの日々のふたりから 知らぬ間にはぐれていた
同じ毛布に包まり 笑いあってた頃
時に泣き合い 時に抱き合い ふたりで季節いくつも超えた
今夜眠りにつく前に 空を見上げてみれば
あの日のままの星空に 舞い上がる桜の花びら
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