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おやすみ
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作詞 後町 千花 |
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深い、深い海の底へ沈むように
月を瞳に閉じ込めて暗闇に、出かける
一瞬の光とか、髪の香りとかを抱きしめて
歩き出す、夜の道へ
ほら、聞こえる、聞こえる
風の音なんかじゃない、月の唄なんかじゃない
それは確かな夢の「音」
ほら、蘇える、蘇える
あなたの背中なんかじゃない、あなたの横顔なんかじゃない
それは確かな夢の貴方・・・
笑顔で、唄って
遠い、遠い夢の果てへ歩くように
カラのままの右手を振りながら、振り返る
瞬きの間の貴方、探したけど見つからない
やっぱり貴方は遠くて
ほら、流れる、流れる
涙なんかじゃない、寂しいんじゃない
ただ夢の中で夢と気づいただけ
ほら、触れる、触れる
夢に甘えたんじゃない、夢を信じたんじゃない
ただ触れると思ってしまったの・・・・
触れられるのなら遠くはないはずなのにね
おやすみ
星が瞬く間の奇跡求めて、傷を見つけないように
貴方がね、好きだから夢を見てしまうの
貴方のね、背中ばかりだから信じてしまうの
おやすみ
朝日なんかが邪魔できないくらいに、目を瞑って
貴方をココに、やっぱり夢見てしまうよ
貴方はココに、いないのに触れてしまうよ
おやすみ
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