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道
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作詞 望月渚 |
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真っ直ぐに続く道。
自分の思い描いた道。
走り出した道。
走り続けられる。
そう、思っていた。
この道で間違いは無いのだと思い込んでいた。
真っ直ぐに何処までも続く道。
この道を作って支えているものは何だった?
先は真っ暗で何も見えなくなってしまった。
この道が正しいのかさえ分からなくなってしまった。
走り続けられると信じていたのはいつだった?
今では歩くのさえ躊躇している。
盲目的に道を見つめていた。
それしか道はないのだと。
だけど、気づいてしまった。
道はいくらでもあることに。
今まで来た道は本当に進みたい道だった?
後ろを振り向いて、
過去の自分に問いかける。
この道しかないのだと。
この道が正しいのだと。
何故そんな事を思ったのだろう?
私の前にはこんなにも可能性があったのに。
何故気づかなかったのだろう。
私はまだ、焦らなくていいのだと。
私にはまだまだ時間はあるのだから。
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