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かざぐるま
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作詞 ビスケット |
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夕方 風の匂いが変わった
もう夏も終わりだね…さびしそうにつぶやく
あなたとわたし
しまわれる 古い扇風機
聞こえなくなった セミの声
いつも回らなかったかざぐるま 風が吹いて回ってる
花火だとかお祭りだとか
そんなことしなかったし写真も無い
だけどあなたがはじめて隣にいてくれた夏
わすれない だから 写真なんて必要ない
気持ちだけそっと 残しとく
明日も明後日も…秋になっても ずっとつながっていられるといい
守れるといい この日々が
夜がきてまたひとつ夏が駆け抜けて去っていく
蚊取り線香はもう 必要ないのかな…
隣に寝転がるあなたに抱きついても
もう汗がにじまないほど 涼しいのかな
温もりを静かに感じれるほど 涼しいのかな
あんなに熱くて寝苦しかった夜なのに…
何かが足りない気がして もどかしい
「…さびしいね」
またあなたがつぶやいた
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