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春の日に
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| 作詞 ビスケット |
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上京する準備をしていたら
古いアルバムが出てきた
開いてみるとそこにはちいさな
あどけない笑顔があった
ボクはどうして上京するのだろうと
そのときなぜか不意に思ってしまった
何を求め 何を信じ 何を探しに
僕は東京へ行くのだろう
アルバムの中のボクの夢ってなんだっけ？
思い出してみようとするけれど思い出せなくて
ボクはただ無邪気に日々をすごしてきたけれど
何か変わったのかな 少しは成長できたのかな？
あのころの夢に あのころの理想の自分に
少しは近づけているのかな
上京当日は快晴で
電車の中でアルバムを開いた
まだ答えは見つからなくて
なぜか心が落ち着かなくて
幼なじみの好きだった女の子が
「頑張ってね」と言ってくれた
不意になぜか 泣きそうになって 行きたくなくなって
ずっとここにいたいと思ってしまったんだ
あのころの自分は何を目指していたんだっけ？
結局見つからないまま出発したけど
これでいいのかと早くも後悔が襲う
もし何か人の役に立つことが出来なくても
それでも上京してよかったと
言えるようになりたいのに
幼いころの僕は強くて
必死に夢を追い続けていた
僕はいつ逃げ出してしまったのだろう
答えすら見つけられることが出来ないのに
アルバムの中のボクの夢ってなんだっけ？
思い出してみようとするけれど思い出せなくて
ボクはただ無邪気に日々をすごしていたけれど
何か変わったのかな 少しは成長できたのかな？
あのころの夢に あのころの理想の自分に
少しは近づけているのかな
あのころのように強くなるために
ボクはもう一度走り出す
答えはゆっくりと
見つけていけばいい
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