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わだつみのこえ
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作詞 愁雨 |
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聞こえますか? わたしの声が
空の彼方から あなたを見守っています
もしも わたしの声が世界中に届くなら
もう二度と 無意味な血など流さないで下さい
わたしは 命の松明を御國のためと
嘘半分の 手紙を送りました
家族の 涙ぐむ姿に 唇噛み締めて
形もなく散った 花を見つめていました
もしも わたしの声が世界中に届くなら
偽ることなく 自分に正直に 生きて下さい
他の誰かのために 無意味な血を流すのなら
耳をすまして このわたしの声を聞いて下さい
「家族よ 友よ 聞こえるか
もしも この國に笑が戻るのなら
わたしは 時代の炎となろう」
「なげけるか いかれるか はたもだせるか
きけ はてしなき わだつみのこえ」
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