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やあ、誕生日おめでとう。
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作詞 ちぐる |
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くれてあげよう、愛と血と、穢れた手と手
それできみは笑うだろうか?
さあ深呼吸して、目を瞑じて、
忘れようのない残像を鮮やかに、そしてきみに涙を、
それできみは救われるだろうか?
踊れ、廻れ、狂ったピエロのように
薄っぺらい愛情に飢えた、名もなき偽善者よ
視界を遮られて 手探りで歩く
愉しいかい?
不気味な夜空に浮かぶ、褐色の月よ
見たこともないくらい奇妙な線を引っ張るのに
飛行機雲が見えるのは、如何してだい?
―― それはきっと幸せなぼくの絶景
流れる雲が、やけにぼくに優しい
褐色に呑まれた月さえ見えない、だけど何故か
きみが遠くに見えた 踏み切りに添えた花を見て泣いている
「 キミノタメナラ捨テラレル 」
最初で最期の笑顔、
これできみは、愛してくれるかい?
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