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遅すぎた愛に返すちっぽけな憂鬱と、
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作詞 ちぐる |
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ねえ、聴こえているでしょうか
抑え込んだ哀しみを抱き枕にして眠る、あなた
だれかを愛そうと必死にもがいて、
その手で引き裂いてしまった、哀しいひと
できることなら、代わってあげたいけれど
そうすることで、あなたは、忘れてしまうから
どこにも行かないでと伸ばす手を、
いつも自分で跳ね除けてしまう
忘れなさい、そう、わたしに言い聞かせて
なにも、心から離れやしないのに
うそつき、罵った日々はいつでも、わたしを沈める
だけどそんなの、ずっと前から、
わかっていたはずなの
もうなにも返せるものはないけれど
不器用なわたしには、少し憂鬱が残ってしまうけれど
とても愛しいあなたへ、
ちっぽけな憂鬱と、おおきな心を、
いっぱいの愛で、送り届けられたらと、願います。
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