|
|
|
べた、
|
作詞 ちぐる |
|
もどかしさに気が滅入って、なにもやる気が起きなくて
結局ベッドからおりられず、そのまま体育座り
そのくせ携帯は握り締めたまま、
ずっと、変わらぬ画面と睨めっこ
なにも期待しないなんて、毒吐きながら
離せないものが、そこにはあるんだ
だからきっと、そんな顔するんだ
せめて夢の中でだけ、きみを抱き締められたら
隠れて涙零すきみを、この手で包んであげられたら
願うしかできないぼくを、
きみは知らないから
大した夢も抱かずに、歩いてきたけど
見つけられたのに、代償が大きすぎて
そこにあるのに届かない
苦しいけれど、だってきみが愛しいから
どうか、ほんの5秒間だけ
ぼくに時間をください
べたに伝えたい言葉、云うだけでいい
「 愛してる 」
それだけ。
|
|
|