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瞑らずに閉じて、
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作詞 ちぐる |
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狂おしいほど永い毎夜、きみの声が聴きたくなるんだ
それほど愛しいはずなのに、出逢うことを恐れ
目を瞑らずに歩き出すには、少しまだ、遠かったんだ
恐くなったんなら、目を閉じなよ
なにも嘘にならないから、目を開いたときも、同じ景色だから
ただ目の前に見えた恐れを、閉じることで塞げばいい
現実逃避とは呼ばないで
送り続けられる手紙に、一度も返事を書くことはない
声で云うから、笑ってみせるから、嘘じゃないから
なによりも信じられるもので、送りたかったから
だから 見失わないように
いつも 1人で旅をして、目の前から消えてしまう
その度に目を閉じて、待たずに時間を止めたのを覚えてる
見えなければなにも進まない
ただのイカれた頭に、ほんの少し、掌をちょうだい
狂おしいほど永い毎夜、きみの声が聴きたくなるんだ
それほどの愛しさが、もしも狂うことがあったなら、
ただ 目を閉じるから。
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