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あのころ、
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作詞 ちぐる |
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涙が止まらないのは、なぜ?
知っているのに、もう終ったと、理解ってるのに
なぜ、前が見えないの、?
孤独を隠して暮らす日々、なんだか息苦しい
ひとりじゃない、理解ってるのに、寂しいの
分かれ道、トモダチとばいばい、そのあとの帰り道
あたしには、あまりに長すぎた、
寂しさ募るこの路上、笑顔を忘れて、暗闇にのまれる
前もうしろも、左も右も、すべてに恐怖を感じる
はやく帰りたい、はやく、はやく、はやく
あたたかな家庭、それが唯一の救いで
だけど、ひとりになった夜は、寂しさごまかせなくて
泣いて、泣いて、あたしを失うの
あなたは変わった、あたしも変わらなきゃいけない、
なのにこの道は、なにひとつ変わっていない、あの頃のまま
あなたの残像が痛い、見せないで、もう思い出させないで、
なのにこの坂は、この曲がり角は、なにも、変わってくれなくて
苦しさにまぎれて、心を狂わせて、一夜の狂気に、涙して
だけどその果てに、あたしは、なにを見つけるの?
わからない、なにも、なにも、残っちゃいないのに、
今日もあたしはこの道を歩く
あなたの残像を、振り返れば見つけられるけど
こぼれる涙にさえ、意味などなかった。
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