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愛し、ひと。
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作詞 ちぐる |
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愛していた人を、ずっと見ていたから、
あなたに、気付かなかった、私はどんなに愚かだろう
誰よりもなによりも、私を知っているあなたに、
どうして、気付かなかったのだろう、?
私は、ほんとに、あの人を愛してたの?
いいえ、もしかしたらほんとは、ずっとずっと、あなたを、
どんなに酷い人間か、痛いほどわかってる
だけど、どうかあなただけは消えないで、行かないで、
愛しているから、誰よりも深く、
触れたら、言葉を交わしたら、見つめたら、
あなたが消えてしまいそうで、恐くて、恐くて、
なにも言えない、なにもできない、
あの頃のように、あなたに接することも、できない
こんなにも、あの頃に戻りたいと思ったことは、ない
壊れそうな心、いつも右手に握ってる、
左手には、なにもないけれど、かつてはあなたの服の裾が、
どうかどうか、壊れないで、最期の最期まで、耐え抜いて、
切ないほどに、苦しいほどに、痛いほどに、愛を知っているから
だからこそ愛しい、でも、だからこそ消してしまいたい、
こんなに苦しいのに、どうして、なにも手に入らないの、?
私が臆病だから、私が弱いから、私が欲張りだから、?
かみさま、どうか、あの人だけは、私から離さないで
愛をくれたあの人を、このまま、どうか、愛させて、。
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