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君の大好きなモノ
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作詞 GIMLET |
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満月光る夜に 僕は車を走らせ
高速に乗り 北へと向かう
助手席には君を 乗せてひたすら走る
「どこへいくの?」との問に 僕は「さあ?」と、とぼける
なかなかオフが合わなくて 毎年のイベント出来なかった
これは僕からのお詫びだけど あえて質問には答えないよ
高速道路から回り下り 目的地へと向かう車
この先に目指す場所がある 『君の大好きなモノ』がある
目的地言わぬ僕に 君は唇とがらせ
文句を言う 「いい加減教えてよ」と
ヒントだけ教えるか 「君の大好きなモノ」と
駐車場に入り車を停め 「ココだよ」と僕は外に出る
車を降りた時の君の 表情が見たくてココに来た
唇を薄く開いたままで 君は見つめ、歩き、走り出す
空に浮かぶ真円の月 その光を浴びし夜桜は
華やかに僕等を呼び寄せる 薄紅の花びら舞い落ちる
一陣の風が吹き 無数の花びら舞い上がる
はらはらと舞い散る薄紅の 花吹雪に君は跳びあがり
月のライトを受けはしゃぎ回る その姿は僕だけの舞姫か
夜も更けて空気が冷える 薄着で肌をさする君に
僕は上着を着せ抱きしめる そして君の耳元に囁いた
『モウスコシコノママデ』 … 桜舞い散る中で…
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