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蛍
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作詞 gerrard |
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涙の粒の奥に光る幾つモノ想い出達
真夏の幻として心を締め付けている
ホンモノを知った後の空虚感
変わったのは他ならぬ僕の方で
アゲハ蝶の舞いに誘われあなたは輝く
長い夜のひと時を違う世界に彩って
選ばれたはずの二人
一度だけその奇跡に触れられた
雨が降り闇に迷っても
道標として照らしてくれたね
もう一人で大丈夫さ
また逢えるなら孤独でも辛くはない
来年もこの場所で逢いましょう
天へ向かい飛び放たれた蛍
列をなして月と同化した
いつの間にか渇いた頬は
きっとあなたがくれた贈り物
星が瞬く夜空 明日は晴れるかな?
さようならを飲み込み「ありがとう」
ありきたりな言葉しか出てこない
愛の果てを見てしまわなければ
変わらずギュッと抱きしめられていた
虫が奏でるオーケストラの中を
華麗なリズムで躍り続けてる
最初で最期の二人
色濃く映ったのは別れの予感だったの?
神に愛されし美しい蛍
還る場所は優しい腕の中
哀しみで出来た溝は
気付かぬうちに埋まっていた
星が流れる夜空 明日が良い日であるように
蛍が輝く夜空 愛した人よ幸せであれ
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