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"penetration"
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作詞 マリクス |
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流され続けてる
柔らかな憧れ達
泡沫に還るのは知ってるのに
未だ産まれるのは何故
途方もない砂漠の上
独り立ち竦んでた
虫の息で砂を噛んで
起立出来ぬ自分を見下ろして
キミは家族を、傍らの彼等を
一握の砂も、広がる海も
本当は胸に焼き付けてる癖に
虚ろに往く器に、
貫ける程のスカーレット注げ
砂漠の真ん中で
いずれ見付けるだろう
伝えてあげなよ
つむいだおとぎ話を
見下ろしながら
揺り起こす事もない
疑問は過れど
砂の奥
汚されて傷つけられるのは
うんざりする程簡単で日常で
流すのも、押し付けるも、
所詮砂にまみれ続けてくだけ
蜃気楼に霞む微かな街並み
雲一つ無い空の向こう側
挫けそうな呻き声は
惜し気無く漏らせばいい
貫いたなら陽炎の彼方へ
今更見付けた
温もりを、傍らのオアシスを
一握の砂も、広がる海も
焼き付いて決して離せないクセに
虚ろい行く器に、
貫かん程の熱きスカーレット
路の果てに沈んで往く光を
胸に焼き付けるんだ
"penetration" for your mimd.
傍らの自分を、
倒れてる私を、
未だ見ぬ人を…
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