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大切な輝き
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作詞 Kazutaka |
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無理をして拾い集めた光りは
自分すら照らせれないガラクタだった
輝いていた自分の掌さえも何故か
薄汚れて見えてしまっていた
投げ捨てたガラクタは輝きを失って
僕の前からすぐに消えて無くなってしまった
部屋に戻るといつの間にか
投げ捨てたガラクタが戻ってきていた
捨てたはずなのに消えたはずなのに
また僕の前に現れたんだ
薄汚れていても僕のために
必死に輝こうとしていたガラクタを
また捨ててしまった
薄暗くても照らしていた自分の光りを
捨てて無くすと夜の暗さに怖さを覚えて
初めて寂しさを感じた
ガラクタでも大事に持って自分の中に
閉まい込んでおけばよかった
心に隙間が開いてしまった
何度も僕の前に現れた意味が
少し分かった気がした
僅かに照らしている光りでも
僕だけを守ってくれている
大切な明かりは僕が生き続ける限り消えたりはしない
捨て去って消したガラタクは
あれだけ戻ってきていたのに戻ってこない
見捨てられた僕を照らす光りは存在しない
何も見えない孤独の夜が始まっていく
どこを探しても見つからない
本当にガラクタが無くなってしまった
夜の闇は深くなっていく
自分の姿を見るのも難しくなっていた
夜明けはまだ来ない暗闇の時間はまだ続く
耐えれずに涙が溢れ出した
捨てた後悔の気持ちと寂しさを覚えた心が
光りを求めて探し回っても見つからない
心の隙間を埋めるのはあのガラクタなんだ
自分を包むには十分すぎる光りだと知らされた
汚れて見えていた掌をかざせば
うっすらと見えてくる
大切な灯りを手に入れて守り続けて暗闇を払って
喜びに満ち溢れている自分の姿が
かけがえのない僕だけを導くあのガラクタは
どこをさ迷っているのか
隙間に降る冷たい雨と掌の上に残る面影が
ひたすら戻ってくるのを待っている
もう分かったんだ
大切な存在なんだと
無口な君が
もうガラクタとは呼ばないよ
僕を照らす神様だ
もう捨てたりはしないよ
君がいなきゃ自分を見ることもできないんだ
戻ってきてくれ
いつも僕を照らし続けてくれ
どこを迷っているのか僕には分からないけど
それでも探して守らなきゃいつまでも
この暗闇に飲み込まれてしまうから
遅すぎたけど分かったから
僕が生きている間はずっと掌の上で
心の隙間を塞いでいてくれ
孤独の夜は怖すぎて目が閉じれないから
君の輝きがこれからずっと必要なんだ
暗闇の部屋で過ごす僕の元に
うっすら浮かんでいる光りを見つけた
ガラクタの名を捨てた僕だけの神様だった
君が戻ってきてくれた
これからはどんな時も一緒にいてくれると
信じて掌を広げた
初めはガラクタで自分の元で輝かずに
汚れていると思っていたけど
改めて掌に乗せて見つめれば輝いて
暗闇が晴れて自分の姿がしっかりと照らし出された
空いていた心の隙間は埋まって
寂しさも不安も消えてなくなった
僕には明るい君がいるから心配いらないよ
大切なものは輝き続ける僕の命と無口な君の光り
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