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決別の日
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作詞 Kazutaka |
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生まれた場所が違うだけで
差別されてしまう僕ら
人々はみんな平等だなんて言葉は
今の現実では考えられない
お前たちが作り上げた永遠に続く冷たい態度に
人を信じることができなくなって
自分の周りには恐怖が打ち付けられた
必死で頑張っているのに誰にも認められない
右も左も分からないような知らない場所で
精一杯生きているのに
汚い言葉を僕らに浴びせて笑いながら楽しむ人
辛い過去を引きずって生きてきているの
お前たちじゃない
癒えない傷は僕らが背負っているんだ
息苦しいこの場所で必死に耐えて堪えて
差別という名の苦しみと戦ってきた
仲間外れにされコキ使われて人間らしさを失った
僕らの叫び声はお前たちには届かないのか
僕らだって同じ人なのに何が違うのか教えてくれ
答えが見当たらない問題を抱えたまま日は過ぎていく
変わることなく繰り返される人間以下の扱いに
慣れかけていた
これじゃいけないと気付いて僕らは立ち上がる
話し掛けても聞いてもらえない
僕らへの態度は酷くなっていく一方
泥だらけで汚れた体を引きずって家に戻る
自分の思い出の故郷が歪んで浮かんでくる
帰りたい逃げ出したいこんな扱いをされるなら
それでも帰るわけにはいかない
これから先の僕らのために
砕かれた人間としての存在を取り返すために
僕らはみんなで訴えかけてやる
例えもっと扱いが酷くなったとしても
このまま言いなりのままではいられない
答えが分からなかった問題を問いかけて
僕らは真相を知る
「同じ血が流れていないお前らには
俺たちは近寄れない近寄りたくない」
冷たい態度を続けるお前たちに砕かれ続ける
人間としての存在を
取り戻そうと願っていても叶わない現実に
僕らは何を求めて生きていけばいいか分からなくなった
そんな僕らに声をかけてくれる人々がいてくれた
「冷たい態度に耐えて生きている君たちを
応援するから諦めないで」
違う国の中にはこんな優しい声を
かけてくれる人なんていないと思っていた
僕らは勘違いしていたけど
改めて気付いたよ
僕らはみんな平等なはずだ
間違っているのはお前たちだ
僕らが求めているのは差別じゃなくて
誰も苦しまない平等な世界を作ること
人をコキ使う思いやりのない態度が
偉いわけじゃないから
崩して壊してみんなが手を取り合える日々を
作り上げるんだ
それでも目の色を変えて睨み続けては
まだ存在を砕こうとしている
僕らはそれでも立ち向かうさ
違う国の人々でも差別が間違っていると
助けてくれるから
過去の歴史は変えられなくても意識は変えれる
反対する意思がいつか届くことを願って立ち向かう
目の色を変えてコキ使っていた人々は
深く頭を下げながら手を差し出した
僕らは笑顔で手を差し出して握手を交わした
差別という苦しみは終りを告げた
違う歴史が新たに始まった
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