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ビー玉
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作詞 Kite |
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元は純粋だった青年が海にきた 広がる空間 世界の別れ目
打ち寄せる波の音 ふりそそぐ光 どれもこれもが大きく見えた
砂浜ではしゃぐ子供たち 無邪気な笑顔がなつかしく
空を飛ぶかもめのように 自由になれたらいいな
疲れた心は ひび割れたビー玉のように
のぞいて見える世界をゆがめてひねくれて見せるのさ
昔の純粋さはどこに消えた・・・
束縛も何もない海の世界は 過去の自由を思い起こさせる
受験戦争の波に今ももまれている 流されないように必死にもがいている
いつかは陸地にとどくことは確かなことなんだけど
泳ぎ続けて疲れてしまい 自分を壊してしまった
沈みゆく気持ちは 水中のビー玉のように
浮かぶことなく沈みて そのまま そのまま 落ちていく
光のない世界は冷たく悲しい・・・
このまま そのひび割れた冷たさを心にもって生きるよりは
クラゲのように流されて ケセラセラ ケセラセラがいいのか
疲れた青年はもう元には戻らない・・・
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