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―春―
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作詞 Kite |
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冬の名残ももはやなく また再びこの季節がやってきた
出会いと別れが交差するこの季節が…
空を駆け抜ける雲雀 咲き始めた蒲公英
この教室の窓から眺められた
鳴り始めたチャイム 少人数制の授業
君は僕の前に座っていた
いつも黒板の前に見える君の姿
惹かれていった僕の気持ち
春がすべてを出会わせた
温かい日差し 桃の香りを乗せた春風
すべてが新しかった
希望に満ちたこの季節―春―に僕はいた
繰り返す季節の波 限りなく高い空
何もかもが無限に思えていた
理想とは異なる現実 いつかくる別れの時
刻一刻音もたてず近づいていた
時間をかけて築き上げた君と僕との関係
すべてが壊されるように思えた
春が別れをもってきた
麗らかな日和 涙あふれる卒業式 僕と君は離れ離れに
別れを与えるこの季節―春―に僕はいた
別れる前に僕は言った 君への思いのすべてを…
温かい日差し 桃の香りを乗せた春風 君の答えに安堵した
恋人ができたこの季節―春―に僕はいた
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