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どちらか一人じゃ･･･。
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| 作詞 瀬兎 |
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小さいころ、いつも不思議だった
「ねぇ、お父さん、私のお母さんどこ？」
「･･･････」
何時も沈黙、苦い顔をして
答えてくれなかった
小さいころ、いつも不思議だった
「ねぇ、お父さん、私のお姉ちゃんとお兄ちゃんどこ？」
「･･･････」
何時も沈黙、苦い顔をして
答えてほしかった
「なんで？友達にはいるのに･･･」
「なんで？おしえてよ」
小さな子供の疑問が起こった
ただ、知りたかったんだ
何で答えてくれなかったの？
小１まで、私は夜毎晩泣いた
お母さんは、お姉ちゃんは、お兄ちゃんは、
･････ドコ？
逢いたい････
小２のはじめのころ、祖母と父が話してるのを聞いた、
私の親は、私が生まれたから離婚したんだ
じゃあ、なんで私を産んだの？お母さん･･･
寂しいよ
悲しいよ
涙が、止まらないよ
私は、親の離婚を知ってから
人に質問されると
自分は、一人っ子だと言った
お母さんは、居ないと言った
それを聞いた皆、哀れみの表情をうかべる
それが嫌いなんだ
私は、親の事を怨んでいる
父も、母も、
どっちもいらない
どちらか一人じゃ、意味が無いんだ
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