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ゼロ
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作詞 カジオ |
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油性ペンで書いた字が消せないように
一度 口に出してしまった言葉は
消してしまいたいほど 辛い過去があっても
それが消えることはない
忘れたい
忘れてしまいたい思い出(かこ)
それに携わった全ての人の記憶を
リセットしてしまいたい
鉛筆で書いた字が消せるように
一度 犯してしまった過ちは
消えることはないが 代償を払うことで
ゼロに戻すことができる
止まらない
止まってくれない悔し涙
この悔しさの原因の息の根を
止めてしまいたい
消えればいいと 思ってるモノほど
そんなに簡単には 消えてくれない
何故だろう 何がいけないのだろう?
人間として 否定されているのだろうか?
何故だろう こんなにも必死に生きてきたのに
水性ペンで書いた字が滲んだときのように
誰かに 助けを求めたいときがある
そんなときは思いっきり 甘えていい
昔 母さんが教えてくれたから
笑ってもいい?
ねぇ、拭ってもいい? この涙
心の底から笑うという喜びを
共感したい
傍にずっといて欲しい人ほど
そんなに簡単には 現れてくれない
何故だろう 何がいけないのだろう?
人間として まだまだ未熟だからだろうか?
何故だろう こんなにもゼロに近いのに
今も必死に生きているのに
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